アニヤに次ぐ?一歩先行くエコバックに注目
15 November 2007

セレブ達がこぞってチャリティーやボランティアに参加するいま、ファッション界でもエコロジーは話題のキーワード。先日発売されたアニヤ・ハインドマーチのエコバッグは、あまりに人気が集中して、発売日のお店はパニック状態に。危険が伴う社会現象、いや激闘争奪戦となりました。その後、みんなちゃんとエコバッグとして使っているのかしら?
そう、エコバッグは日本でこそ役に立てたいアイテム。薄紙に包んで、紙袋に入れて、ビニールをかけて...とスーパーやお店での過剰包装が当たり前の日本。その場で胸をはって「袋はいりません」と言う勇気をくれる逸品なのです。
海外ではおしゃれなマダムからセレブまでエコバッグを使うのが当たり前。例えば先日F1モナコグランプリに行った帰り、食材を買うために寄ったスーパー「シャピオン」でも、ほぼ8割がたのひとがシャンピオン・オリジナルのエコバックを使用していました。これがたっぷり入る大きめサイズ、しかも超丈夫だから本当に便利。1週間分の食材を一気に買って入れる、モナコ生活に密着したアイテムです。目立つピンクにお花のイラストもかわいい。
アメリカ発なら、オーガニックスーパー「ホールフーズ」とか「トレーダーズ・ジョー」などのオリジナルがいいかも。日本で言う、エコバックの先駆けとして愛され続ける「紀伊国屋」的な存在なのです。
私たちは仕事柄か、よくファッション・ブランドからノベルティとして、布のバッグを頂くことが多いんです。でも布のものは本来のエコバッグとしての機能はちょっと果たせそうにない。だからこそ、がんがん使ってもビクともしない、海外スーパー発のナイロン製がお勧めかも。値段も手ごろ、でもどこか可愛い。こんな世界のスーパーマーケットのバッグまで日本にいながらにして手に入るなんて、本当にマニアックな時代となったものです。ときには偶然に街で同じバッグに出会うことも...希少なものだからこそ、何だか嬉しくなるはずです。
